先月2週間ほど私用でスイスとパリに行きました。関空から出発しましたが入出国審査は全てパスポートと顔認識でITによる自動化で極めてスムーズに出入り出来ました。一昨年ぐらいから試験導入されていましたが今はほぼ全てIT化されています。実はこの件、今から数年前に、顔認証するソフトウェアがあり私自身が色々な所へ提案していました。入出国管理、大規模モールにおける人流の把握、セキュリテイ領域におけるバーチャルフェンス等、当時は提案レベルでしたが今は完全に実用化されていますね。スイスからフランス移動はTGVでしたが同じEUからか入出国審査はありません。スイス入国時とフランス出国時は従来通り人間による審査があり結構待たされ時間がかかりました。後で気が付きましたがパスポートには人間による審査のスタンプしかありませんでした。つまり日本からの出国、日本への入国スタンプが無いのです。いずれパスポートもハンコをおすPageは不要となるでしょう。
またCashはほとんど使いませんでした。飛行機や鉄道(ユーロパス、スイス鉄道パス)、ホテル代は事前にCardで支払い、現地のコンビニ、お土産、タクシー、入場料、食事、全てCard支払いで済みます。スイスでは観光客用に例えばバナナをわざわざ1本売りにしてバーコードがついていました。唯一困ったのがフランスで一部にタクシーがCash支払いを要求したぐらいです。10年、20年前海外へ行くときわざわざ空港で日本円を両替した時と激変ですね。
まあ、IT化が確実にグローバル社会へ浸透してきたのは事実ですね